シフト制なので過度な長時間労働にはならない!

工場の稼働時間を長くして、たくさんの仕事を大勢で分担している

期間工はきつい仕事という言葉を少し勘違いして、ものすごい長時間労働をさせられるのではないかと思っている人もいるかもしれません。実際のところ、確かに残業はあるので8時間だけ働いてすぐ帰れるとは限りません。そもそも、正社員だけでは対処できないほど仕事が多いという理由で期間工を雇うわけで、どうしても8時間では済まず、長時間労働気味にはなってしまうのです。ただ、残業が5時間も6時間もあるということは絶対になく、せいぜい1時間か2時間程度でしょう。

この程度の残業で済むのは理由があります。すべての工場でそうなっているわけではありませんが、シフト制を採用しているからです。シフト制として代表的なのは朝番と夜番の二交代制と、朝、夕方、深夜の三交代制です。三交代制の場合、24時間を8時間ずつ区切るので、実質的に工場は24時間フル稼働になります。つまり、一日一人あたり16時間の労働が必要だとした場合、工場の稼働時間を延ばして二人で8時間ずつ働くようにしようというのがシフト制のポイントです。こうすれば、一人一人の負担は大幅に減りますし、長時間労働によって集中力を欠いてけがをするといった弊害も少なくすることができます。

シフト制で働くときに大変なのはシフトが変わった直後の対応

シフト制を採用している工場で働く場合に気をつけたいのは、やはり、シフトが変わるときの対応です。それまで朝から夕方まで働いていたのが、いきなり夜から明け方まで働くという風に変わるので、いろいろと調整しなければなりません。特に、作業中に眠気を感じるというのは避けられないでしょう。時差ぼけと同じことになるからです。時差ぼけを治すためには、丸一日、寝ない日を作ることだとよくいわれます。たとえば、朝番から夜番に変わる場合、夜の0時に寝ていたところをそのまま起き続けて、朝の8時ぐらいで寝るようにすれば対応できるというわけです。

一般的に、シフトが変わる場合は必ず休日を挟むので、睡眠のリズムを変えるのはそのときにしましょう。ただ、今まで夜寝ていたのに、数日後から夜働いて朝に寝るようにするという生活になじむのは、やはりそれなりの日数が必要です。シフトが変わった直後は、うまく眠れなくてぼーっとしてしまい、ミスを起こしたり、事故に巻き込まれてしまうといったことが起こりえるので十分注意しなければなりません。ちゃんと対応できる自信がない場合は二交代制ではなく三交代制のところで働くのも一つの手です。三交代制は生活リズムの変化が二交代制のように真逆ではないので、比較的対応しやすいからです。